不正転売防止 (顔認証) 機能について

TIGETでは、前払いチケットの場合に顔認証システム FaceSync を使った本人認証機能をご利用いただくことができます。

チケットを表示する際に本人認証を行うことで、不正転売の抑止力となります。

▼目次

1. 不正転売防止機能の仕組み
 顔認証システム「FaceSync」とは

2. 不正転売防止機能を設定する

3. イベント会場で受付をする
  受付で必要な機器
  チケットの確認

1. 不正転売防止機能の仕組み

不正転売防止機能では、 FaceSync を使った顔認証が行われます。
チケット購入時にあらかじめ登録された顔データと、チケットを表示する際に確認された顔が一致しない場合はチケットが開くことができません。


また、この機能をご利用いただくにあたりアプリ等を別途ダウンロードいただく必要ありません。普段TIGETをご利用いただいているWebブラウザからご利用いただけます。

チケットを購入されるお客さまには、ご利用端末のカメラで顔データをご登録いただくのみとなり、かかる負担は最小限です。

ただしチケットを表示する際にはご利用端末のカメラで顔認証する必要があるため、お客さまにはカメラが搭載されているスマートフォンやタブレット等をご用意いただく必要がございます。

顔認証システム「FaceSync」とは

「FaceSync」とは、株式会社grabss が提供しているバイオメトリクス認証システムです。
顔認証対応のチケットを取り扱う際の顔認証システムとして利用しています。


2. 不正転売防止機能を設定する

不正転売防止機能をご利用いただくには、あらかじめ審査が必要となります。ご希望の方は以下よりお問い合わせください。

TIGET 導入のご相談↗︎


審査が完了し、不正転売防止機能の利用が可能となりましたらイベント作成ページから顔認証機能を「利用する」と設定してください。

さらにイベント作成ページでは「チケット表示時間」の設定も必要となります。

■「チケット表示時間」の設定について

[顔認証の実施〜チケットを表示できる時間] をご設定ください。


チケットが表示される残り時間はチケット券面でもご確認いただけます。

表示時間を短く設定することで、受付時刻より以前にチケット表示をさせたり、チケット券面のスクリーンショット画像にて受付しようとする行為を防ぐことができます。

 

ただし、通信状況が悪いイベント会場の場合はうまく認証されない場合がございます。
その場合は、Wi-Fi等にて通信環境を整える、もしくは、通信状況が良い場所であらかじめ認証〜受付を行っていただくために表示時間を長めに設定していただく等のご対応をご検討ください。

  

3. イベント会場で受付をする


イベント当日、会場受付にてチケットの確認を行なってください。

受付で必要な機器

TIGETの顔認証は、参加者さまご自身がお持ちの端末で本人認証をおこなうものです。
イベント主催者さまがご用意いただく機器はございません。

チケットが表示されている状態であれば、すでに顔認証による本人認証が完了していることを意味しますので、イベント受付時はチケットの表示有無のみご確認ください。

チケットの確認

右の画像が不正転売防止機能を使用しているチケットの参考画像です。
左上に、チケットが表示される残り時間、周囲を回転するアニメーションが表示されます。

ただし、以下に当てはまる場合は、不正転売されたチケットである恐れがあります。 

■ チケットを表示できない

申込者の顔データと照合を行い認証された場合に限りチケットは表示されます。
公式リセール機能を使わずに、申込者が第三者にチケットを渡した場合は、認証することができないためチケット自体を開くことができません。

■ 表示時間の残り時間が表示されていない・時間が止まっている

左上の残り時間の表示やアニメーションが動かない場合は、正式なチケット券面ではありません。スクリーンショットなどによる画像の可能性があります。